【離れを増築する費用相場】木造住宅は6畳200万円~
目次
今ある木造住宅に、部屋を増築する場合の費用相場
「家族が増えたためにスペースが必要になった」「趣味や仕事スペースが欲しい」などの理由で、増築を考える人も多いのではないでしょうか?
都市部は庭が狭い家が多いので、難しいですが、地方は土地が広いので、「離れに増築」するケースも多いです。
離れに増築する場合、木造住宅をイメージしますが、他にプレハブハウス、ユニットハウスなどの選択肢もあります。
ここでは、「木造住宅」「プレハブハウス」「ユニットハウス」それぞれの費用相場について見ていきます。
離れを増築する費用
離れの工法によって費用が変わります。
木造住宅は高いですが、断熱性が優れていて、間取りも自由に設計できます。
プレハブハウス、ユニットハウスは工場で組み立てられるので、工期とコストが削減されていて、木造住宅より安く建てられます。
木造住宅を離れに増築する場合の費用
参照:ヒノキブン木造住宅は、在来工法と呼ばれる伝統的な木造住宅の建築方法で建てます。
構造は一般住宅と同じで、コンクリートで基礎を作り、土台・柱・梁と主要な構造材には木材を使用します。
木造住宅の1坪あたりの単価 | 約70万円~ |
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増築する広さ | 増築する費用 |
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6畳(約3.3坪) | 約200~300万円 |
10畳(約5.5坪) | 約270~500万 |
15畳(約8.3坪) | 約450~700万 |
20畳(約11坪) | 約600~900万円 |
30畳(約16.6坪) | 約800~1,300万円 |
プレハブハウスを離れに増築する場合の費用
参照:スーモプレハブハウスは、工場で部品を作ってから現場で組み立てる建築方法です。工場で作るため、短時間で建設できるという利点があります。
また、プレハブハウスには様々な種類があり、デザインや性能も多様です。敷地の形状・使用用途により大きさ、内部の間取り等が比較的自由にデザインが可能です。
プレハブハウスの1坪あたりの単価 | 約50万円~ |
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増築する広さ | 増築する費用 |
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6畳(約3.3坪) | 約150~250万円 |
10畳(約5.5坪) | 約250~330万円 |
15畳(約8.3坪) | 約450~700万円 |
20畳(約11坪) | 約450~660万円 |
30畳(約16.6坪) | 約600~1,000万円 |
ユニットハウスを離れに増築する場合の費用
ユニットハウスとは、プレハブ工法の一種です。工場で部品を組み立てることで建設期間とコストが削減されています。軽量鉄骨で組まれた箱型構造のため、様々な用途に使用できますが間取りの自由度は制限されます。
ユニットハウスは箱型構造の建物のため、1坪あたりの単価がありません。
ワンルームユニットハウスは200万円~程になります。
離れを増築する際「建築基準法」を満たすために必要なこと
ひとつの敷地に建てられる建物はひとつだけ
建築基準法の規定のなかに「一敷地一建築物の原則」があります。
一つの土地には一軒の「建物」しか建てられないというのことです。
なので、離れを増築する際には、水回り3点を全部設備することはできません。ただし、2点であれば可能です。例えば、トイレと浴室の2つだけであれば設置可能です。
建ぺい率と容積率が要件を満たしているか
建物の建設にあたって、建ぺい率と容積率は、都市計画にもとづいて決められています。
建ぺい率は、敷地面積に対して建物が占めることができる面積の割合を示し、容積率は、敷地面積に対して建物が占めることができる容積の割合を示します。
母屋と離れを合計した建築面積がその敷地の建ぺい率を超えてはいけません。
また、母屋と離れを合計した延床面積がその敷地の容積率を超えてもいけないので注意しましょう。
建築確認申請を自治体に提出する
建築確認申請で10㎡以上増築する場合は、建築基準法に基づく建築確認申請が必要となります。また、増築によって建築物の高さや構造に変更が生じる場合は、建築物調査士による検査が必要となります。
建物の高さや境界線の規定
住居専用地域では、建物の高さを10mまたは12m以下(地域によって制限の高さが変わる)にするよう定められています。
建物の距離については、「建物を建築する場合、建物を境界線から50cm以上離すこと」という民法と、「道路や隣地との境界線から一定の距離(1mまたは1.5m)、外壁を後退させなければならない」という建築基準法の2つの規定があります。
離れを増築した事例
離れに木造住宅を増築
10帖の洋室の離れが完成しました。角波トタン(ガルバリウム鋼鈑)のシンプルでスッキリとした外観に、こげ茶色の外壁が落ち着いた印象の建物となりました。
参照:ありがとうの家建築地は、夏は暑く冬は寒い場所であるため、天井・壁・床に高断熱材を施工しました。また、外壁は母屋の外観に出来るだけ統一感が出るように選定しました。
参照:ヒノキブン業者が違うと、見積もり額も変わってくる
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