築20年30年の古い家は改築できる?
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古い家の外装・内装をリニューアルするだけで大丈夫?
築20年、30年と年月を経た住宅は、それまでにメンテナンスなどを怠っていると、外観、内装ともに傷んできます。親や祖父母の代から住み続けたそんな家を、リフォームしてキレイにしたいと考えている人は多いようです。
外観や内装をリニュlアルすることは、もちろん可能です。状態によっては壁や屋根の改修が必要になることもありますが、新築を建てるより低い予算でできるでしょう。
構造体、つまり柱や梁をそのまま使うのであれば、自分が子供のころにつけた柱の傷なども残せますから、リフォームのよきであるところの「思い出を残しながら新しい生活をはじめる」ことが可能になるわけです。
今、はやっている全面リフォームがウリにしているのも、まさしくこの点です。しかし、せっかく外装や内装をキレイにしても、肝心の構造部分に問題があるようでは、リフォーム後も建物は長もちしません。問題がある場合は、まずそれを補修することを考える必要があります。そうしなければ、リフォームの「夢」の部分も「砂上の楼閣」になってしまうのです。
構造部分に問題がないかチェックする
具体的にどこをチェックするかですが、大まかには、まず「構造上の老朽度」、そして「雨漏りの有無」「壁内結露の有無」「シロアリ被害の有無」「構造上の欠陥および手抜き工事」などといったところです。
いずれも構造に関わる大事な部分ですが、実際にこれらをチェックするとなると、多くの障害が出てきます。構造上の老朽度については、新築時の図書類がそろっていれば、ある程度推測できます。
しかしながら築20年、30年となると、図書類が残っている可能性はほとんどないのが現実です。すると、実地での目視、あるいは器具類を使った調査ということになります。
壁などを壊さずに柱や梁をチェックするには、床下収納の部分から床下に入ったり、点検口から屋根裏に入ったりします。築部年くらいまでの建物なら、多くはこの方法がとれますが、築50年くらいの建物の場合は、畳をはがして見ることになります。
いずれにしても、壁を壊さない範囲での目視では、確認できることも限られてきます。柱が室内にむき出しになっている真壁ならいいのですが、大壁などをきちんとチェックしたいときは、その壁も張り替えるという前提で、古い壁を全部剥がしてしまうこともあります。
こうなってくると、工事前のチェックにもある程度の予算が必要です。リフォームしてまで住み続ける価値をあまり見いだせない家だとしたら、その費用負担もパカになりません。さらに、チェックが完壁にできないということは、工事後の建物の「工事以外の部分」に対する保証はできないということです。
それでもリフォームをするかどうか、その判断は建築主にゆだねられています。特に古い建物のリフォームには、建築主の自己責任があるということを覚えておいてください。
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