複数のリフォーム業者に、相見積りをとる時に「注意すべきこと」&「してはいけないこと」
目次
複数の業者に「相見積もり」をとらなければいけない理由
リフォームをする時、1つの会社に依頼して、その会社から見積もりを受けた後、そのままリフォーム工事をする方が多いのではないでしょうか?
リフォームの見積もりを1社しか取らないケースは、せっかくのリフォームが失敗してしまう可能性が高くなってしまいます。
なぜなら、リフォームは同じ工事内容でも、依頼するリフォーム会社によって見積もり額は大きく違がってくるからです。 理由は、会社の規模によって、住宅機器の仕入れ価格が違ってきたり、使用する材料のグレードや、工程、経費などの取り扱いが違い見積もり額が変わってきます。
リフォームのような高額な金額だと、数十万円~百万円程度も違うことがあるので注意が必要です。
リフォームの相見積もりを取る時に注意すべき6つのポイント
相見積もりをとる業者は3社で充分
相見積もりを取る際は、あまり多くの会社に依頼しないで、3社程度がベストです。あまり多いと会社とのやりとりに時間がかかりますし、比較するのも煩雑になってしまいます。
見積もりをとった業者とは、現地調査や打ち合わせが必要です。多くの業者に相見積もりを依頼すると、依頼する側にも時間とコストがかかります。相見積もりの数が多すぎると、提案された内容の比較に時間がかかったり、最悪なパターンとしては混乱してしまう恐れもあります。
3社の相見積もりがあれば、リフォーム費用の相場も分かり、詳しく比較する余裕も生まれて、業者とも深くやりとりができるようになります。
相見積もりをとるリフォームの内容は、条件を同じにする
リフォームで相見積もりを依頼する際は、使用する住宅機器のグレードや、リフォームの条件を同じにして依頼します。
見積もりの条件が違うと、工事の内容や、使用する材料の違いにより「見積り費用」が変わって、他の会社の見積もりの内容と比較できなくなってしまいます。
キッチンの交換リフォームだとしたら、「LIXILの標準的なグレードの『アレスタ』という商品名のキッチンを使いたい」と具体的に設備と建材の条件を同じにるすことが大切です。
同じメーカーのキッチンだとしても、高価格帯か、中価格帯か、低価格かグレードによって見積もり額は大きく違ってきますし、材質、塗装の有無や種類の違いも金額に開きがでる要因なのです。
「一式 ○○○円」と詳細が分からない業者は敬遠する
「一式 ○○○円」と見積もり書に記載されてたら、注意しましょう。見積もり内容が「一式」だと、数量や単価が分らないので、比較ができません。「一式」の項目が多い業者は、工事内容が細かく計画されておらず、正しい積算ができていない可能性があります。
工事一式としか記載がない場合は、項目に分けて出し直してもらいましょう。
ただ、見積もりの出し直しやリフォーム業者とのやりとりが煩雑になるのが面倒な場合は、そのような業者は避けてもいいでしょう。
何にどれくらいの費用がかかるのか、詳細を最初から出してくれる会社を選びましょう。
リフォーム会社とは必ず、直接に打ち合わせをする
見積もりをとった会社とは、直接会って対話をすることも大事です。見積もりの金額だけを見て決めると失敗することがあります。
複数社の見積もりを比較していく上で、明細内容が分からないことが出てきますので、気になることは、見積書を『指差し確認』しながら質問しましょう。打ち合わせに来る業者の人は、リフォーム・建築のプロなので、不明な点を聞けるいい機会です。
直接の対話により、会社の提案力や技術、コミュニケーション能力を知ることができます。また、親切な業者か、誠意があるか知れる重要な場面でもあります。
リフォーム工事は、施主と業者の相性も大切です。リフォームは住みながら施工することも多いので、スムーズにコミュニケーションができるかどうか事前に確かめておきましょう。
リフォームの相見積もりを取る時にしてはいけないこと
他の会社の見積もりを見せて値下げ交渉することはNG
他の会社の見積もりを見せることは、マナー違反になります。「見積もり書」はその会社の施工計画、ノウハウが詰め込まれたものです。それを見せることは、信頼関係が壊れてしまう恐れもあります。
リフォーム業者は、施工主である「お客さま」と1対1で向き合っているので、依頼する側も、他の業者の見積もり書を持ち出さないずに対応しましょう。
リフォーム内容を何回も変更する
見積もりをとった後に、リフォーム内容を変更して、何度も見積もりを取り直すこともマナー違反になります。「一式」の詳細を取り直すことや、1度の変更ならばいいですが、2度3度の変更はやめておいた方がいいです。
見積もりも、相応のコストがかかっていますので、契約できない場合は無駄になってしまいます。見積もりは無料だからと言って、何度も変更することはやめましょう。
リフォーム相見積もりの正しい『断り方』
相見積もりをとる場合は、1社としか契約しないので、他の会社は断ることになります。
他者への気使いがある人は、「断ったら相手に悪いな」と考えがちですが、相手も100%契約できるとは思ってないですし、当然断られることも想定済みですので、普通に断って大丈夫です。
とは言え、わざわさ、こちらから「今回の見積もりはなかったことに」と連絡を入れるのも気が引けます。
相見積もりを比較した結果、正式にリフォーム会社に依頼した後に、他の会社から「見積もりの件は」と連絡が来た際には、きちんと断りの返事をしましょう。
その際は、
- 「見積もり頂きまして、ありがとうございました」という感謝の気持ち
- 見積もりの価格、提案してくれた施工案について、どこが納得いかなかったか
- 「今後、リフォームの件で何かあったらまたお願いします」という今後のこと
上記の3点を正直に話せば、相手も不快な思いをせず、スムーズに断わることができます。
連絡が来ても『ずっと無視する』などは、信頼関係が破綻する最悪の断り方になるので、きちんと理由を説明することが最低限の礼儀です。
リフォーム業者が違うと、見積もり額も変わってくる
リフォームを激安・格安にするには、相見積もりをとって、業者の費用を比較することです。
複数社を比較して、最適な優良業者に依頼する
相見積もりは自分でやると、手間と時間がかかります。また、優良な業者を見つけるのは難しいです。
悪質な業者に依頼してしまうと、質の悪い工事で、高い費用を支払うことになるかもしれません。
そこで、厳格に審査された『優良業者』が登録されている『一括見積もりサービス』を利用して、複数社の見積もりを比較するのがおすすめです。
リフォームで大切なことは、
タウンライフリフォームでは、 大手から地元のリフォーム会社まで、複数社の一括見積もりが無料でできる。
信頼できる
- 地元対応の、複数のリフォーム専門家から役立つアイデア&アドバイスが受けられる
- 複数の優良リフォーム会社から、無料でリフォームの【 費用・見積もり書 】がもらえる
- 大手から、地元の工務店まで、複数社のプラン・費用を一括比較して選べる
参考記事
【キッチンリフォーム見積もり】格安40万円台からシステムキッチンを交換する6つのコツ
【お風呂 格安リフォーム】費用30万円台後半~、ユニットバスを超お得に交換する『5つのコツ』【見積もり比較】
リフォームで「相見積り」をとった際、複数の見積書を比較する時の注意点