規格住宅とは?
「規格住宅」とは、あらかじめ設計された間取りや外観、設備などを組み合わせ、一定の規格に基づいて建てる住宅のことです。
注文住宅のように完全自由設計ではないものの、建売住宅のように全く同じ間取りの住宅が建ち並ぶわけではありません。
注文住宅は、お客様の要望に合わせて一から設計する自由度の高い住宅です。一方、建売住宅は、あらかじめ建てられた住宅をそのまま購入します。規格住宅は、この両者の間にあるような位置付けと言えるでしょう。
規格住宅のメリットとしては、注文住宅に比べて価格を抑えられること、建売住宅に比べて自由度が高いことなどが挙げられます。
規格住宅は、予算を抑えつつ、ある程度の自分らしさを表現したい方におすすめです。
注文住宅 | 規格住宅 | 建売住宅 | |
---|---|---|---|
間取り デザイン |
自由設計 | 用意されたプラン | 選べない |
建築費用 | 間取りやデザイン によって変動 |
プランで 決まっている |
決まっている | 施工期間 | 約1年~ | 約半年~ | なし |
大手ハウスメーカー 平屋の規格住宅
ハウスメーカー | 坪単価 | 間取りの 変更 |
プランの 種類 |
商品名 |
---|---|---|---|---|
住友林業 | 85万円 | × | 1500 | FOREST SELECTION |
ミサワホーム | 80万円 | × | - | スマートスタイル A 平屋 | トヨタホーム | 83万円 | ○ | 39 | シンセ・スマートステージプラス(平屋) |
住友林業 FOREST SELECTION
FOREST SELECTION の特徴
フォレストセレクションは、住友林業が提供するセミオーダー住宅商品です。フルオーダー注文住宅の品質を維持しながら、よりお得に家を建てられます。
セミオーダーとは、規格住宅と似た商品ですが、大きな違いはプランを決めた後でも、間取りの変更やカスタマイズができるという点です。
フォレストセレクションでは、まずベースとなる間取りを選びます。複数の間取りの中から、ご自身の理想に近いものを選択し、間取りの一部をカスタマイズすることが可能。
間取りに一部制限がありますが、フルオーダーよりも約300万円ほど安く建てられます。
フォレストセレクションには、平屋のプランも複数用意されています。
1,500の間取りから選べるので、間取りの自由度が高い
フォレストセレクションの特長は、間取りの自由度の高さです。フルオーダーほどではありませんが、セミオーダー住宅としては異例の1,500種類もの間取りプランからベースを選べます。
建物全体の形状や玄関・階段の位置は固定されていますが、それ以外の部分については、壁を動かしたり、部屋の広さを変えたりと、ほぼ自由にカスタマイズが可能です。
フルオーダーとまったく同様の標準装備がついている
フォレストセレクションには、フルオーダー住宅と同等の高品質な標準装備が付いています。キッチン、洗面台、お風呂、トイレ、床材など、生活の中心となる設備の標準仕様は、フルオーダーとまったく同じです。
コストを抑えながらも、住友林業の高品質な住まいを手に入れられるのがフォレストセレクションの大きな特徴と言えます。
ミサワホーム スマートスタイル A 平屋
スマートスタイル A 平屋 の特徴
ミサワホームのスマートスタイルは、あらかじめ決められた間取りや条件から、自分好みの家を建てることができる規格住宅です。
平屋住宅シリーズのスマートスタイル A 平屋は、LDKをワンフロアにし、天井を高くすることで開放感のある空間を実現しています。
最高約4.3mの天井高と、南側には3間の大開口を設けることで、リビングダイニングキッチンはまるでリゾートのような開放的な空間に。
南側には3間の大開口を設けることで、自然光を存分に取り入れ、室内と屋外の境界を曖昧にする効果を生み出しています。
リビングから庭へとシームレスにつながる空間は、季節の移ろいを肌で感じながら暮らせる、贅沢な住まいを実現します。
ご家族で広びろと暮らす2層スタイルの「蔵のある平屋」
スマートスタイル A 平屋は、一般的な平屋とは少し異なる、2層スタイルの平屋です。
リビングから数段上がった1.5階部分に、大容量の収納スペースである「蔵」を設けることで、収納力を大幅にアップ。
季節のものをしまったり、趣味のものを集めたり、様々な用途に活用できます。
この「蔵」があることで、リビングや寝室などの生活空間はすっきりとしたまま、収納スペースを確保することができます。
また、蔵への階段を上ることで、子どもたちの遊び場や、ちょっとした隠れ家としても活用できます。
上下に空間が広がることで、開放感も抜群。平屋でありながら、縦方向にも広がりを感じられる住まいです。
は「相見積もり」が基本!
- 建てたい家の質問に答える
- ハウスメーカーを選ぶ(複数可)
- あとは待つだけ間取り見積もりが届く!
トヨタホーム シンセ・スマートステージプラス(平屋)
シンセ・スマートステージプラス(平屋)の特徴
シンセ・スマートステージプラス(平屋)は、トヨタホームが展開する規格住宅シリーズ「SINCE(シンセ)」の中でも、特に平屋住宅に特化した商品です。
ロフトやスキップフロアを活用することで、従来の平屋では難しかった立体的な空間を実現。
また、外装にもこだわりが。3種類のアクセントカラーと4種類の屋根形状から選ぶことができ、自分好みの外観にカスタマイズできます。
間取りも変更可能
39パターンの間取りの中から、基本となるプランを選べます。
重要な柱以外は、間取りの変更も可能なのです。基本の間取りをベースに、壁を移動したり、部屋の広さを変えたりと、自分好みの空間にカスタマイズすることができます。
ローコストハウスメーカー 平屋の規格住宅
ハウスメーカー | 坪単価 | 間取りの 変更 |
プランの 種類 |
商品名 |
---|---|---|---|---|
タマホーム | 60万円 | × | 20 | シフクノいえ プレミアム |
アイフルホーム | 58万円 | × | - | FAVO for HIRAYA | パパまるハウス | 55万円 | × | 9 | パパまる平屋 |
タマホーム シフクノいえプレミアム
シフクノいえプレミアムの特徴
タマホームの「シフクノいえ プレミアム」は、同社の規格住宅商品の中で最も安い価格帯の商品です。
平屋のプランは、20種類以上あります。コンパクトな間取りから、広々とした間取りまで、様々なライフスタイルに対応。
「耐震等級・最高等級3」に対応しています。
初期保証・長期保証・点検システムがセットになっているため、長期的な住宅の維持管理も安心です。
住宅販売価格はコミコミ価格
タマホームのシフクノいえプレミアムは、平屋タイプで1087万円から。
この価格には、本体価格だけでなく、付帯工事費や諸費用など、住宅購入に必要な費用がすべて含まれています。
「コミコミ価格」で紹介されているシフクノいえも、外構工事費用など、別途費用がかかる場合がありますが、総額が明確に提示されているため、予算を組みやすくなっています。
アイフルホーム FAVO for HIRAYA
FAVO for HIRAYAの特徴
FAVO for HIRAYAは、シンプルで無駄のない空間設計を追求した平屋住宅です
大胆に勾配する屋根と格子、自然素材を取り入れた内装など、洗練されたデザインが特徴です。
内装は自然と調和するデザインが採用されており、木材などの自然素材を効果的に使用しています。
ローコスト住宅でも長く住める高い住宅性能
「FAVO for HIRAYA」は、ローコスト住宅でありながら、長期的な居住を可能にする高い住宅性能を備えています。
耐震等級3相当の堅牢な構造を備え、最長30年の保証と最長60年の定期点検に対応しています。
パパまるハウス パパまる平屋
パパまる平屋の特徴
パパまる平屋は、パパまるハウスが提供する平屋商品の中で、主力のシリーズ。
20坪から29坪程度の、一般的な家族が暮らすのにちょうど良い広さの住まいが特徴です。
9つのプランラインナップがあり、それぞれに個性的な間取りが用意されています。
居住空間をワンフロアに集約したシンプルな間取りが採用されています。シンプルながらも上質な暮らしを実現します。
ローコストハウスメーカーならではの高いコストパフォーマンス
すべてのプランが、本体価格1000万円台という価格帯に設定されており、家づくりにかかる費用を抑えたい方にとって、非常に魅力的です。
20坪のプランであれば、税込858万円から建てることが可能です。
コンパクトなワンフロア設計でありながら、快適な生活空間を提供します。
月々6万円台の注文住宅
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平屋の規格住宅のメリット
間取りの失敗するリスクが少ない
間取りの失敗するリスクが少ないことは、平屋の規格住宅の大きなメリットの一つです。
注文住宅では、間取りづくりの自由度が魅力的ですが、実際に住み始めてから使い勝手の悪さに気づくこともあります。
規格住宅は、プロの建築家が長年の経験と実績に基づいて設計した間取りを選ぶことができます。そのため、間取りの失敗リスクを減らせます。
特に平屋の規格住宅は、平屋ならではの広々とした空間や、家族みんなが顔を合わせやすい間取りなど、住みやすさを追求した設計が特徴です。
プロがつくった間取りプランを比較検討できるため、自分のライフスタイルに最も合った理想の家を選ぶことができます。
費用を抑えて住宅性能が高い平屋をたてられる
注文住宅に比べて、平屋規格住宅は費用を抑えて建てることができる点が魅力です。その理由の一つに、規格住宅では使用する建材を統一できるということがあります。
建材を統一することで、一括仕入れが可能になり、結果的にコストダウンにつながります。
また、同じハウスメーカーの注文住宅と比較しても、間取りがあらかじめ用意されているプランというだけで、標準設備や断熱性能、耐震性能は同じものが多くあります。
規格住宅を選ぶことで、注文住宅と同等の快適さを享受しながら、コストパフォーマンスを高めることができるのです。
規格住宅は、高性能な家をより経済的に建てたいと考えている方にとって、おすすめな商品です。
間取りの変更ができるプランもある
規格住宅は、あらかじめ用意されたプランから選ぶため、「間取りは全く変えられない」と思っている方もいるかもしれません。
規格住宅と似た商品として「セミオーダー住宅」があります。これは、規格住宅のように用意されたプランから選びますが、間取りや内装、デザインをある程度自由に変更できる特徴があります。
規格住宅であっても、ハウスメーカーによっては、一定の条件のもとで壁の位置や窓の大きさを変更できるようなプランも増えています。
自分たちの理想の住まいに近づけるため、各ハウスメーカーの提供するオプションや変更可能な範囲をよく確認することをおすすめします。
は「相見積もり」が基本!
- 建てたい家の質問に答える
- ハウスメーカーを選ぶ(複数可)
- あとは待つだけ間取り見積もりが届く!
平屋の規格住宅でハウスメーカーを選ぶポイント
理想に合う、デザイン・内装・設備のハウスメーカーを探す
平屋の規格住宅を選ぶ際には、ハウスメーカーによって住宅の特徴が大きく異なるため、事前にしっかりとリサーチすることが大切です。
自分の理想とする住まいのイメージを明確にしましょう。そして、各ハウスメーカーのホームページやカタログを丁寧に確認します。写真や詳細な説明を読んで、デザインや内装、設備が自分の理想に合うかチェックしましょう。
複数のハウスメーカーを比較検討することをおすすめします。それぞれの特徴や強みを比べることで、より自分の求める条件に合った住宅を見つけやすくなります。
理想の住まいづくりは、適切なハウスメーカー選びから始まります。時間をかけて慎重に選択することで、長く快適に暮らせる家を手に入れられます。
間取り・設計の自由度はどれくらいあるか?
平屋の規格住宅を選ぶ際、間取りや設計の自由度は重要なポイントです。ハウスメーカーによって、この自由度は大きく異なります。
「間取りプランは決まっているけれど、壁紙や床材を変えたい」「窓の位置を少しずらしたい」など、間取りプランを決めた後、どれだけ設計やデザインの自由度があるのか、各ハウスメーカーに確認してみましょう。
「自分だけの理想の平屋に住みたい」という方は、間取り・設計の自由度についても、しっかりと比較検討するのも一つの手段です。
月々6万円台の注文住宅
- 建てたい家の質問に答える
- ハウスメーカーを選ぶ(複数可)
- あとは待つだけ間取り見積もりが届く!
住宅購入で大切なことは、悩みや疑問を解決してくれる専門家のアドバイス。それも一つの会社でいいのか?という不安もあります。
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