ダイワハウス工業株式会社は、1955年に設立された日本の大手ハウスメーカーです。創業時から「建築の工業化」を理念に掲げ、住宅建設の効率化と品質向上を目指してきました。
ダイワハウスの強みは、高品質な鉄骨造住宅にあります。鉄骨フレームは強度が高く、地震に強い安全な住宅を提供しています。
伝統的な木造住宅から最先端の技術を取り入れた鉄骨住宅まで、多様な商品ラインナップを持ち、顧客の様々なニーズに応えています。和風の木造住宅「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」から、IoT技術を駆使したスマート鉄骨住宅「xevo Σ AI(ジーヴォシグマ エーアイ)」まで、幅広い選択肢があります。
ダイワハウスの坪単価と建築総額はいくら?
ダイワハウス平屋の坪単価は、80万円~120万円程度
ダイワハウスの坪単価は、建築プランや使用する設備・素材、地域によって大きく異なりますが、平屋の場合、一般的に80万円~120万円程度と言われています。
他の大手ハウスメーカーと比較すると、やや高めの設定となっています。
ダイワハウスは標準装備が充実しているため、坪単価だけを見て判断することはできません。
ダイワハウスの標準装備には、耐震性能の高い鉄骨構造、高断熱・高気密の外壁、省エネ効果の高い窓ガラス、そしてスマートハウス機能など、最新の技術と快適性を追求した設備が含まれています。
坪単価と建築総額(広さ別)
ダイワハウスの平屋住宅の坪単価から、坪数別に本体価格と建築総額がこちらです。
坪数 | 本体価格 | 建築総額 |
---|---|---|
25坪 | 2,000~3,000万円 | 2,600~3,900万円 |
30坪 | 2,400~3,600万円 | 3,120~4,680万円 | 35坪 | 2,800~4,200万円 | 3,640~5,460万円 |
40坪 | 3,200~4,800万円 | 4,160~6,240万円 |
45坪 | 3,600~5,400万円 | 4,680~7,020万円 |
本体価格は、建物のみの価格です。建築総額には、付帯工事費と諸経費が含まれています。
平屋住宅は、2階建て住宅に比べて屋根や基礎部分が広いので、価格が高くなります。
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ダイワハウスと他社ハウスメーカーの坪単価比較
セキスイハイムの平屋住宅の坪単価は、概ね90万円前後と言われています。30坪の場合の参考価格は、2700万円です。
これは、積水ハウスやヘーベルハウスと同等の価格帯であり、セキスイハイムや三井ホーム店よりも高いと言えます。
坪単価はあくまで目安であり、実際の建築費用は、間取りや使用する設備・素材、地域によって大きく異なります。
複数のハウスメーカーで見積もりを取ることをおすすめします。
ハウスメーカー | 坪単価 | 構造 |
---|---|---|
セキスイハイム | 約90万円 | 木造・鉄筋 |
タマホーム | 約60万円 | 木造 |
アイフルホーム | 約58万円 | 木造 |
ヤマダホームズ | 約75万円 | 木造 | クレバリーホーム | 約74万円 | 木造 |
住友林業 | 約85万円 | 木造 | 積水ハウス | 約90万円 | 木造・鉄骨 | 大和ハウス | 約90万円 | 木造・鉄骨 |
パナソニックホームズ | 約08万円 | 木造 |
三井ホーム | 約85万円 | 木造 |
ミサワホーム | 約80万円 | 木造 | 一条工務店 | 約70万円 | 木造 |
トヨタホーム | 約83万円 | 木造 |
ヘーベルハウス | 約95万円 | 木造 |
アイダ設計 | 約50万円 | 木造 | オープンハウス | 約60万円 | 木造 |
桧家住宅 | 約65万円 | 木造 |
ダイワハウス平屋の特徴
耐震性の高い「鉄骨住宅」が主力商品
ダイワハウスは、鉄骨造を得意とするハウスメーカーとして知られており、平屋住宅においても耐震性の高い鉄骨住宅「xevoΣ 平屋暮らし(ジーヴォシグマ)」を主力商品としています。
xevo Σ(ジーヴォシグマ)の特徴は、持続型耐震構造であること。
震の揺れを吸収する制震装置を標準装備し、大地震後も構造体の損傷を最小限に抑えます。震度7クラスの地震を繰り返し受けても倒壊しない構造になっています。
また、鉄骨の強度を活かした広々とした空間設計。天井高は最大約2.7m、開口幅は最大約6mと、開放感と採光性に優れています。例えば、リビングとダイニングの間仕切りを無くし、大きな窓を設けることで、明るく広々とした空間を実現できます。
平屋住宅を鉄骨・木造のどちらかを選べる
ダイワハウスは、鉄骨造と木造の2つの構造から平屋住宅を選ぶことができます。
鉄骨造の「xevo(ジーヴォ)」シリーズは、地震に強い構造と開放的な空間設計が特徴。一方、木造の「xevo Σ(ジーヴォシグマ)」は、木の温もりと高い耐震性を兼ね備えています。どちらも、モダンな外観や上質な内装により、高級感のある住まいを実現します。
鉄骨造は、高い耐震性と耐火性、広い間取りを実現できるというメリットがありますが、一方でコストが高くなるというデメリットがあります。
木造は、比較的安価で、自然素材の温もりを感じられるというメリットがありますが、一方で鉄骨造に比べて耐震性や耐火性が低いというデメリットがあります。
繰り返しの巨大地震でも初期性能を維持する「持続型耐震」xevo Σジーヴォシグマ
「xevo Σ」では、エネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)を搭載し、繰り返し発生する大地震による揺れを抑え、新築時の耐震性能を維持することで、地震後のダメージを最小限に抑えることができます。
天井高で実現するゆとりある空間
一般的に、天井が高い住宅は地震に対する強度が低下するとされていますが、ダイワハウスの平屋住宅は構造体が非常に強固なため、最大約3mの高い天井を実現しています。
鉄骨造の「xevoΣ」シリーズでは、天井高が標準で2.72mと高めに設定されており、開放的な大空間を演出しています。
高い天井高と大きな開口部の「グランリビング」が相まって、圧迫感のない解放感あふれる空間が広がります。
木造住宅の「xevoGranwood」シリーズでは、最大約3.1mの天井高が可能です。木の温かみのある居住空間に、開放的な雰囲気と潤いを与えてくれます。
高級感のある外観デザイン
ダイワハウスの平屋は、落ち着いた色使いやシンプルなフォルム、質の高い素材を用いた外観デザインが魅力です。
木造なら木の温かみのある佇まいが、鉄骨造ならモダンで都会的な意匠が楽しめます。
さらに勾配天井の採用やデザインアクセントとなるエクステリア素材の使い分けなど、デザイナーの手が加わった上質なスタイルが実現されています。
例えば「xevoGranWood」シリーズなら、木の質感と落ち着いたカラーリングの外観で、プライバシーと開放感が両立したおしゃれな平屋です。
一方「xevoΣ」シリーズは、スマートなフォルムにスタイリッシュなデザイン性を備えた高級感のある外観となっています。
ダイワハウスの平屋商品シリーズ
xevoΣジーヴォシグマ 平屋暮らし
ダイワハウスの鉄骨系の最上級グレードであるxevoΣ 平屋暮らしは、開放的な大空間を実現する「グランリビング」を採用しています。
天井高2m72cm、開口幅最大7m10cmの広々とした空間が特長で、さらに勾配天井を採用することで、最大約6mの抜けるような開放感を味わえます。
勾配天井を連続配置することで、間仕切りのない一体感のある開放的な空間を演出します。
耐震性能においても「xevoΣ 平屋暮らし 鉄骨」は最上級を誇ります。
独自のエネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」を標準搭載し、耐震等級3(最高ランク)を実現しています。
また、4層断熱(厚さ184mm)を装填した外張り断熱通気外壁を採用することで、高い断熱性能を実現し、一年中快適な住空間を提供します。
xevoGranwoodジーヴォグランウッド 平屋暮らし
ダイワハウスの木造戸建て住宅「xevoGranWood」シリーズから誕生した平屋タイプが「xevoGranwood 平屋暮らし 木造」です。
郊外の50代の建て替え層をメインターゲットとし、構造軸組材を100%国産材で賄うこともできる純国産材仕様を採用しています。
さらに「オールバリア断熱」で外気の影響を遮断し、快適な室内環境を実現。
外観シルエットは「寛ぐ平屋」など6タイプから選べ、屋根形状を4寸勾配とすることで天井高が最大約3.1mとなり、開放的な空間を提案しています。
片流れの平屋にすれば、10kW以上の大規模な太陽光発電システムも搭載可能です。
ご家族で快適に過ごせる広々とした居間でくつろぎながら、太陽光発電でまかなえる電力で家電を賢く使えば、プライベートと環境に優しい暮らしが実現できます。
は「相見積もり」が基本!
- 建てたい家の質問に答える
- ハウスメーカーを選ぶ(複数可)
- あとは待つだけ間取り見積もりが届く!
ダイワハウス 平屋の実例
大開口で“軒下空間”と心地よくつながる平屋
延べ床面積 | 142.41m2 (43.0坪) | 敷地面積 | 690.26m2 (208.8坪) |
---|---|---|---|
家族構成 | 夫婦+子ども1人 | 竣工年月 | 2022年9月 |
工法 | 鉄骨系プレハブ(xevoΣ) |
ロースタイルリビングで憩う二人暮らしの平屋の家
延べ床面積 | 113.50m2 (34.3坪) | 敷地面積 | 224.48m2 (67.9坪) |
---|---|---|---|
家族構成 | 夫婦+子ども1人 | 竣工年月 | 2023年6月 |
工法 | 木造軸組(xevo GranWood) |
ダイワハウスの平屋がおすすめな人
高品質な「鉄骨造住宅」を建てたい人
ダイワハウスは創業以来、鉄骨造住宅の建築に特化してきた実績があり、その技術とノウハウが蓄積されています。
ダイワハウスの「D-NΣQST」という独自の耐震構造を採用しており、最高ランクの耐震等級3を実現しています。地震に強い家作りが得意です。
鉄骨造のため、天井高を2m72cmなど高くでき、大開口の「グランリビング」など開放的な大空間を実現できます。
耐震性の高い家を建てたい人
ダイワハウスの鉄骨造は、最高ランクの耐震等級3を実現。地震が発生しても家族の安全を守ることができます。
木造住宅も、木造軸組工法にプラスして、耐力壁・剛床・耐力屋根といった面剛性を取り入れることで、建物全体の耐震性を高めています。
ダイワハウスの鉄骨造・木造住宅ともに、構造の工夫と厳しい基準クリアにより、高い耐震性を実現しています。地震が多い日本で安心して住める住宅を提供しています。
転勤や帰省で家を手放す可能性がある人
ダイワハウスの平屋は、転勤や帰省で家を手放す可能性がある人におすすめです。
ダイワハウスは売却専用の中古住宅情報サイト「SumStock」を運営しており、住宅のライフサイクル全般をサポートする体制が整っています。
転勤で引越しの必要が出た場合でも、ダイワハウスの査定と専門スタッフのアドバイスを受けながら、スムーズに売却できるでしょう。
また、親の家を相続して手元に残したいケースなどでも、ダイワハウスの豊富な実績と専門知識で適切な手続きができます。
一般的に平屋は2階建てに比べ安くになりがちですが、ダイワハウスなら優良ストック住宅推進協議会で定められた基準で査定を行うので、高い売却価格が期待できる可能性があります。
ダイワハウスで平屋を建てるメリット
美しく、暮らしやすい上質なデザインの家に住める
ダイワハウスの平屋住宅は、美しいデザインと機能性を兼ね備えた上質な住まいです。大開口の「グランリビング」と高い天井が広がりのある開放的な空間を実現し、心地よく過ごせます。
木造住宅なら温かみのある木の質感、鉄骨造なら都市的でモダンな意匠など、さまざまなデザイン性の高い外観から選べます。
間取りは多彩で、プライバシーと開放感のバランスが取れた暮らしやすい設計となっています。例えば二世帯に対応した並列の間取りも可能です。
経験豊富な建築士と、最新の設計ツールの活用により、お客様の理想に合わせた、世界に一つだけの平屋を建てることができます。
初期保証30年、最長60年の保証がある
ダイワハウスの平屋は、業界でもトップクラスの初期保証30年が付帯されています。これは、「構造耐力上主要な部分」と呼ばれる、建物の骨格となる部分に適用される保証です。
さらに有料の点検を定期的に受けることで、最長60年間まで保証期間を延長することができます。
定期点検を受けることで、建物の状態を把握し、早期に不具合を発見・補修することで、住まいの長持ちを実現します。
アフターサービスも充実しており、保証期間外であっても、修理やメンテナンスなどのサポートを受けることができます。
ダイワハウスで平屋を建てるデメリット
主力商品の鉄骨造は木造に比べて高い
ダイワハウスの主力商品である鉄骨造の平屋住宅は、木造に比べて建築コストが高くなるデメリットがあります。
鉄骨は材料費自体が高額なうえ、設計や施工も専門的な技術が必要となるため人件費もかさみます。
さらに重量物のため、がっしりとした基礎工事が欠かせず、地盤に合わせた対策工事も必要になる場合があります。
その反面、耐震性能に特化し、安心した生活を手に入れられるメリットもあります。
住宅購入で大切なことは、悩みや疑問を解決してくれる専門家のアドバイス。それも一つの会社でいいのか?という不安もあります。
タウンライフ家づくりでは、 大手ハウスメーカーから地元の工務店まで、複数社の一括見積もりが無料で出来る。 審査を受けた、信頼できる複数のハウスメーカーから、【間取り】と【見積り・費用】を徹底比較して選べます。日本全国対応。
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