空き家の売却は、複数査定しないと損!?空き家を高値売却する方法
2030年には2000万戸にも達すると言われている全国の空き家。
親が死亡後に相続したものの、どうしていいか悩んでいる人が実は多くいます。空き家の管理ができず、活用の予定もない場合は、売却か賃貸、または解体して更地にするかの選択にせまられます。
空き家はそのまま(放置)にしているとどうなる?
空き家は適切な管理が行われないと、防災、衛生、景観などの面で、周辺の生活環境に深刻な影響を及ぼします。 また、空き家を修繕管理などしないでおくと、時間がたつほどどんどんく朽ちていきます。 そこで国はこれに危機感を募らせ、対策に乗り出すベく2015年に「空き家等対策の推進に関する特別措置法」、略して「空き家対策特別措置法」を制定しました。
「空き家対策特別措置法」のポイント
空き家対策特別措置法を簡単に説明すると、
- 倒壊の恐れや、衛生上有害となる恐れのある空き家は、市区町村の権限により、撤去や修繕の命令を受ける
- 土地の固定資産税が最大6倍になる
空き家を放置することのリスク&デメリット
- 維持、管理費のコスト(壁のひびや、 草抜きなど)
- 固定資産税の支払い(特定空き家に指定されると6倍になる)
- 資産価値の低下(建物の劣化が進み、不動産価値が下がる)
- 取り壊しの強制執行が行われる可能性(費用は所有者負担)
空き家は放置しておくことは、固定資産税がかかり続けることになりますし、建物の劣化も進みます。不審者による不法侵入や、粗大ごみの不法投棄など防犯の面でも問題になりかねません。
賃貸に出すか、売却するか早く決断した方が賢明です。曖昧なまま放置しておくことが一番良くありません。
まずは、空き家そもそも売れるのか、どれくらいの値段で売却可能なのかを専門家に査定してもらうことで、今後の活用方法が見えてきます。
インターネットで手軽に一括査定をする
空き家の価格をすぐに知りたい時は、不動産の一括査定サイトを利用することからはじめます。
複数の不動産会社の査定額を1度の手間で依頼する
一括査定サイトでは、5~8社程度の不動産会社の査定額を一度に依頼することができます。複数の査定額を調べることはとても重要です。1社の査定額だけだと、安く買い叩かれてしまう危険性があるからです。
一括査定の申し込み方法
不動産一括査定の申し込み方法はカンタンです。
一括査定サイトは沢山ありますが、ほとんどはのサイトでは、
- 物件タイプ
- 都道府県
- 市区町村
- エリア
- 建物(専有)面積
- 土地面積
- 間取り
- 築年数
上記の空き家に関する、おおよその数字します。
上記に加えて、
- 売却希望時期
- 売却理由
- ご要望
などの検討状況・ご希望などを入力すればOKです。
空き家の権利関係(共同名義がいるか)を確認しておく
空き家を売りに出す前に事前に調査や確認をしておきたいのが「権利関係」です。空き家が相続人の共有になっている場合は、共同名義人全員の同意が必要になります。
空き家の名義が共有になっていないか、もし共有になっていたら共同名義人に売却の同意を得ることを事前に確認しておきましょう。
空き家の売却を依頼する不動産会社の選定
不動産の売却は人生に1回あるかないかの経験だと思います。
信頼できる担当者、不動産会社を選ぶのがベストですが、初めて依頼した会社がどうかは分かりません。
1社に依頼して、そのまま契約する場合もありますが、査定は複数社に依頼するのが必須です。
複数の不動産会社の査定額を知ることは、より高く売却するに必要な手順です。
複数の不動産会社からの査定額を相見積りできる、不動産の一括査定サイトを利用してより高値で家を売却することをおすすめします。
また、色んな会社と接触する時に、不安な点や疑問点、要望を明確に伝え、どこまでこちらの意向を汲んでくれるかを見極めるのも大事です。
空き家売却の流れ 不動産会社の業務範囲
物件調査
不動産の物件調査は、現地を実際に見て、建物の配置、隣との境界、道路、近隣などの状況を確認します。
また、ライフラインである電気、水道、ガスが整備されているか、もし不備がある場合、いつ整備される予定か見通しを確認します。
販売計画の決定
売主が、不動産会社の選定し、媒介契約を結んだ後に売却活動に着手します。
不動産はまず、物件をレインズに登録します。その後、インターネット広告媒体への物件詳細を掲載していきます。
販売活動
不動産サイトへの物件掲載近年は、物件の購入者もインターネットで物件の検索で探す人が主になっています。
不動産サイトへの掲載は、販売には有効な手段です。不動産会社にはどのサイトに掲載されるのか聞いておく必要があります。自分で売却物件がどのように詳細が載っているのか確認しておきましょう。
現地内覧サイトなどで物件情報を見た、具体的な購入希望者を現地へ案内します。
物件の周辺へのチラシポスティング物件の周辺地域にチラシをポスティングし、近隣からの問い合わせを待ちます。
売買契約締結
買主から購入の申し込みを受け、売主が承諾をすれば、売買契約を締結する日時の段取りが組まれます。
重要事項の説明を受け、契約条件について買い主・売り主双方が合意したら、売買契約が締結します。
代金決済・移転登記
不動産の売買代金の最終決済日にあたって、不動産の売買代金の全額、または、手付金のある場合の残代金全額の支払いを行います。
一般的に、売主から買主への所有権は、売買代金全額の支払いと同時に移転する旨の記載を不動産売買契約書にします。
引き渡し
引渡しは代金全額の支払と同時にが基本です。
以上が、「売主の売却準備」と「不動産会社の業務範囲」になります。
空き家がいくらで売れるか一括査定サイトを利用する
空き家をできるだけ高い価格で売却したい時は、不動産査定を調べるときに定番になりつつある「一括査定サイト」を利用して、複数の不動産会社の査定額を比較するのがベストです。
1社だけの不動産屋の査定額で決めてしまうのはやめましょう。家の売却は、不動産会社との信頼関係も大切です。
依頼する不動産会社が信頼できるか、複数の不動産会社との交渉をして、相手方に相応の知識と経験があるかを見極めましょう。
利用者数 | 300万人 |
提携会社数 | 1,000社以上 |
対応地域 | 全国 |
査定依頼数 | 最大6社 |
入力時間 | 最短60秒 |
運営会社 | イエイ不動産売却査定 |
国内最多の300万人が利用している、不動産売却専門マッチングサイト。全国の1,000社以上の不動産会社の査定結果を即日に受け取れる。不動産の専門知識をもった専任スタッフが常駐しており、スムーズに売却できるようにサポート体制も充実している。
- 専門知識を持った専任スタッフが大切な不動産を売却できるようサポート
- 不動産会社へ取引しない旨を代わりに連絡する、“代行お断りサービス”あり
- イエローカード制度があり、悪徳な不動産会社が排除されている
利用者数 | 1,000万人 |
提携会社数 | 1,400社以上 |
対応地域 | 全国 |
査定依頼数 | 最大6社 |
入力時間 | 最短60秒 |
運営会社 | 株式会社Speee |
国内最大級の不動産一括査定サイト。提携数は全国1,200社。誰もが知る最大手から、地場に強い中小まで数多くの不動産会社の査定を受けることが可能。累計利用者は1000万人。最大6社から無料査定を受けられる。
- 提携しいる不動産業者が1500社と他社に比べて圧倒的に多い
- 「大手」から「中堅」「地方」の不動産会社にネットワークがある。
- 利用者数が1000万人と一括査定サイトの中での実績がある。
提携会社数 | 300社以上 |
対応地域 | 全国 |
入力時間 | 最短60秒 |
運営会社 | town life |
提携している不動産会社は300社と他社に比べ少ないが、地域に根ざした地元密着の不動産会社が多いので強み。登録会社は厳格な審査基準をクリアした不動産会社のみ。 初めての不動産売却の人が分からない細かいこともメールで相談に応じてくれる。
- 信頼できる300社以上の不動産会社に不動産価格一括査定が可能
- 簡単入力60秒で無料スピード依頼。オリジナルの不動産売却査定書が届く
- 売却に関するお悩み・不安を「メール」「郵送」「FAX」好みの方法の相談できる。